更年期対策とアンチエイジングには、『腎』の養生が大切!
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「顔のハリが無くなって弛んできた」
「白髪が増えてきたなぁ」
「急に熱くなったり、寒くなったり体温調節が上手くいかない」
「月経のリズムが崩れることが多くなった」
「ちょっとした事でイライラしやすくなったり、落ち込んだり、心が不安定」
「疲れやすくなって、肩こりに悩むことが多くなった」
などの悩みは、更年期のホルモンバランスの変化による不調かもしれません。
女性は年齢とともにホルモン分泌の変化によって、カラダとココロの状態が変化していきます。
変化していくカラダの節目を知って、『老化』のスピードを穏やかに出来るように、上手にカラダの変化を受け入れながら更年期を乗り越えていきましょう!
カラダの変化する節目はご存知ですか?
『女性のカラダは、7の倍数で変化していく』
中医学では、生命の原動力や若さを保つ要素でもある『腎』、
女性は排卵機能など女性ホルモンを司るのもこの『腎』の働きと考えられているのです。
中医学の原典となった最古の医学書である『黄帝内経』には、
女性は7の倍数の時に節目を迎えて、カラダが変化していくと記載されています。
◆ 7歳 歯が生え変わり、髪が伸びる。
◆14歳 月経が始まり、子供を産めるように
◆21歳 身体が成熟し、身長も伸びきる。女性のカラダが出来上がる。
◆28歳 筋骨がしっかりし、女性としての身体活動も盛んになる。身体の生殖機能はピークに。
◆35歳 腎が衰え始め、妊娠力が低下していく。さらに、顔の色艶、顔や髪のハリなどが衰え始める。
◆42歳 閉経へと女性ホルモンの分泌が減って、更年期障害が現れやすくなる。
顔のしわや白髪が増えたり、コレステロール値が高くなる人も。
◆49歳 肉体が衰え始め、閉経を迎える。体力が低下によって、足腰が弱くなり、目や耳の不調、排尿トラブルなどが出やすくなる。
こうした変化が起こる年齢は、節目の年齢であり、身体の各所に曲がり角が
訪れるタイミングでもあります。不調や衰えの出方は人それぞれで、節目より
早くかったり、不調が強く出る人いれば、節目より遅かったり、不調が穏やか
な人など上手に乗り越える方もいらっしゃいます。
出来る限り老化のスピードを穏やかに、女性として美しく健やかに過ごした
いと願うのはみなさん同じです。
でも、何故、人によって老化していくスピードが違うのか・・・・
それは、やっぱり日頃の生活!基本的なことなのです。
①十分な睡眠時間と睡眠する時間帯!
ホルモンバランスを整えるため、22時から2時までは睡眠をとること。
遅くても23時には布団に入る日を作ること。
②適度な運動で筋肉低下を予防!
腎が低下すると、足腰が弱くなり、腰痛も出やすくなります。
閉経後の排尿の悩みは、骨盤内の筋肉などインナーマッスルを鍛えて。
③好きな事でストレス解消!
ストレスが溜まりすぎると、ホルモン分泌と関連の深い脳下垂体からの
指令が上手くいかなくなることも。自分の好きな事に没頭する時間を作ったり
今までやってみたかったことなどに挑戦してみるなど、心を開放させて発散
できるものをみつけましょう。アロマなどを用いて、好きな香りを嗅ぐのも
リラックスできますよ。
④身体の冷やしすぎに注意!
腎は冷えを嫌う。身体が冷えることで血行不良となり、月経時に痛みや血の塊
が出るなどといった不調が出やすくなります。また、夏場に冷たい物を摂り
過ぎると胃腸が冷やされて、栄養吸収も悪くなりますので、暑いからといって
冷たい物を摂りすぎない様に。
⑤バランスのとれた食事+腎を養生する食材!
『腎』を養生する食材として、
黒米・カシューナッツ・栗・黒豆・黒ゴマ・枝豆・カリフラワー・キャベツ
ごぼう・ブロッコリー・マッシュルーム・プルーン・ぶどう・ブルーベリー
いとより・うなぎ・うに・えび・貝柱(乾燥)・さざえ・さより・ししゃも
すずき・たい・なまこ・すっぽん・まながつお・鶏レバー・豚肉・烏骨鶏の卵
などがあります。
急に補えないので、日々の食事に少しずつ腎を補う様々な食材を摂り入れてくださいね。
また、注意が必要なのはせっかく腎を補う食材を摂ったとしても、胃や腸が弱い方は、
身体に吸収しにくくなりますので胃腸を整えることがとても大切です。
更年期を上手に乗り切るには、プレ更年期と言われる42歳よりもっと前!
35歳の腎が衰え始め、外見にかげりが現れやすくなる歳辺りから、腎を養生する
生活習慣を心掛けることがカギになってきます。
もう、35歳過ぎてる!って、方も大丈夫!
今日から腎を養生する生活を心掛けて、これから来る更年期の不調を未然に
防いで、閉経後も健やかに過ごせるように少しずつ積み上げていきましょう!
RE therapy
上利 麻美.
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